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がん診療医科歯科連携事業
国立がん研究センターおよび日本歯科医師会による
医科・歯科医療連携事業「がん患者歯科医療連携登録医療機関」について
昨今、様々な全身疾患の治療に、医科と歯科の連携が強く望まれていますが、がんを患う患者さんに対しても、がん治療を開始する前から歯科と連携し、口腔内の評価、口腔内清掃、ブラッシング指導等を行うようになってきた結果、がん治療中に伴う口腔内トラブルの急性化の予防ばかりでなく、局所合併症や肺炎の発症頻度低下という、がん治療成果そのものへの貢献も証明されつつあります。
そこで、がんを患う患者さんの口腔衛生状態の向上によるがん治療合併症等の予防・軽減、さらにはすべてのがん患者が安心して歯科治療を受けることができる社会基盤を構築することを目的とした「がん患者歯科医療連携講習」を、平成22年度より神奈川県歯科医師会会員を対象に実施しております。
この講習を修了し、現在の「がん患者歯科医療連携登録医療機関」となります。
連携登録医療機関一覧の見方
- 講習1の欄の●印は、「手術前患者を対象とした歯科治療と口腔ケア」を修了した会員
- 講習2の欄の●印は、「手術後がん化学療法等を受けている患者を対象とした歯科治療と口腔ケア」を修了した会員
- 講習3の欄の●印は、「終末期・在宅がん患者を対象とした歯科治療と口腔ケア」を修了した会員
県下のがん患者連携登録医療機関を調べることができます。
がん診療医科歯科連携ガイドブックについて
県下に医科歯科連携を普及させることを目的に、平成29年度に作成した「神奈川県におけるがん診療医科歯科連携ガイドブック」の第2版を作成しました。
今回の改訂では、第1版でも記載している基本的な診療の流れや神奈川県内における病院の医科歯科連携の取組み事例、患者説明用として口腔機能管理の重要性等を現時点での最新バージョンに更新するとともに、医療従事者向け・歯科医療従事者向け・患者様向けに区分けすることにより、それぞれの立場の方にとってよりわかりやすい構成となっております。
このガイドブックを、参考資料としてお役立ていただき、それぞれの実情に合わせてご活用いただければと存じます。