~食べることから健康寿命を延ばす~「今、食力を考える」 開催
- 2019/11/08
- プレスリリース
古くからお口は「健康(病気)の入り口、魂の出口」とされ、食べることを基盤とした日常生活の豊かさと命、人間の尊厳にまで深く関わっています。
近年、高齢期になり心身の機能や活力が衰え虚弱になった状態を「フレイル」と呼び、この「フレイル」が要介護予備軍として注目されております。
「フレイル」になって病気や要介護状態になるのを防ぐためには、お口の機能が衰える「オーラルフレイル」の予防に努めることがきわめて大切です。
そこで、オーラルフレイルの第一人者である東京大学の飯島教授をはじめとする関係機関のスペシャリストをお招きし、フレイルを予防し健康長寿を達成するために重要な3つの柱「栄養(食とお口の健康)」、「運動」、「社会参加」の内、「栄養(食とお口の健康)」に焦点をあて、「食力」をキーワードとした研修会を下記日程により開催いたします。
主 催:一般社団法人 神奈川県歯科医師会
日 時:平成30年9月27日(木)午後2時~午後5時
場 所:神奈川県歯科医師会館「地下大会議室」B1F (神奈川県横浜市中区住吉町6-68)
対 象:神奈川県歯科医師会会員、神奈川県歯科衛生士会会員、神奈川県栄養士会会員、東京都健康管理士会会員 他
講 演:◇未病改善でスマイルエイジング!
~神奈川県における食(栄養・オーラルフレイル)の取組みについて~
神奈川県健康医療局保健医療部健康増進課 副技幹 中條 和子
◇健康長寿 鍵は“食力” ~国家戦略としてのオーラルフレイル予防~
東京大学高齢社会総合研究機構 教授 飯島 勝矢
◇低栄養による要介護状態にならないためのオーラルフレイル予防・改善について
東京都長寿医療センター研究所 社会科学系 専門部長 渡邊 裕
◇栄養を考える食習慣 ~楽しく美味しく食べることを大切に~
神奈川県立保健福祉大学 栄養学科 准教授 五味 郁子