[秦野伊勢原歯科医師会]歯と口の健康週間事業実施

令和6年6月8日(土)歯と口の健康週間事業として、フッ化物塗布と歯科相談、口腔ケア講演会、更にフッ化物洗口体験を行いました。

フッ化物塗布と歯科相談は今年で54回を数える当会の歴史ある事業で、70歳以下の全会員がスタッフとして参加し、秦野市は協賛事業、伊勢原市は協力事業として、日本歯科東京短期大学歯科衛生学科の学生さん約50名の協力の下、各市内の小学校1年生を対象に行いました。会場はクアーズテック秦野カルチャーホールと伊勢原市中央公民館の2か所で、事前申し込みをした子供たち210名に歯ブラシ法によるフッ化物塗布を行いました。また、同会場に設けた歯科相談コーナーには19組の親子が訪れ、歯並びや成長発育等について相談をなさっていました。

う蝕予防のためのフッ化物応用方法としては塗布の他に洗口法も挙げられますが、伊勢原市中央公民館では、平塚保健福祉事務所秦野センターの歯科医師らが洗口法の体験のコーナーを設けフッ化物洗口の有用性を啓蒙し、85組の親子が熱心に参加されていました。

口腔ケア講演会は、秦野伊勢原地区歯科衛生士会とオーラルフレイル健口推進委員会による講演と、東海大学医学部専門診療学系口腔外科学領域教授の太田嘉英先生の講演の2部構成で実施しました。会場は秦野市保健福祉センターと伊勢原シティプラザの2か所で、139名の一般市民が受講されました。太田教授を講師に迎えての講演は今回で12回目となりますが、今年は『健口習慣で骨元気!』と題し、骨粗鬆症について、発症機序や病態、治療薬と歯科治療時にも関係する使用上の問題点、更にはご自身が調理師免許を持つという異色の経歴と知識を活用しての予防のための食事メニューまで、我々会員も勉強になる深い専門知識を、一般市民にも分かりやすく丁寧に解説されていました。

今後も当支部の伝統でもある歯と口の健康週間事業を継続し、地域市民の口腔衛生の向上と啓蒙活動に努めてまいります。

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